静岡での所用を終え東京に戻るこの日、小田原通過は午後16時頃の見込み。それではと小田原在住の酒友、泥酔院さんに小田原をご案内いただくことになりました。用事が思ったより早めに終わり、小田原到着が15時過ぎに。すると泥酔院さん、午後のお仕事をお休みして駆けつけてくれました。申し訳ございません。雨がしょぼしょぼと降る中、1軒目のお店へ小田原駅から歩いて向かいます。お店への到着は16:15。排気口から煙が濛々と上がってます。

こちらのお店は、焼き物が16時からとのこと。ちょうどいい時間に到着です。お店に入ると、先客のお客さんがカウンターの奥に1名。われわれは左手前のテーブル席に着席し、まずはホッピーをいただきます。

カウンターの中では店主が黙々と焼き物を焼いています。味わいのある店内を見回すと、カウンターと細長いテーブル席が4つほど、それに奥には小上がりと、思っていたより大箱な感じです。カウンターにはゆで落花生の文字もありますね。ここは泥酔院さんに注文をお任せして、ホッピーで乾杯です。

ホッピービバレッジの社長さんが赤坂から小田原まで飲みに通ったという、伝説のホッピー。旨いです。何となく横須賀の銀次でいただいたホッピーを思い出しました。ジョッキに付く泡は河本のホッピーに通ずるところもあるかと。泥酔院さんによると、こちらの焼酎はキンミヤとのことなのですが、どうやら25度と20度を混ぜているのではないか、とのこと。なるほど、フクザツですね。お店の奥から女将さんも出てきて、最初のおかずがやってきました。

メニューには「ハイヒール」と。なるほど、豚足ですね。ニンニクの効いた味噌だれも旨いです。ごりごりと豚足をかぶりつきながら、ホッピーをぐびり。旨い。

お次は特製カシラニンニクです。ほろほろのカシラ肉は、串を打たずに焼いてあります。これまた旨い。ホッピーが進みます。もう1杯いきましょう。

カシラに添えられたキャベツは、味噌を付けていただきます。カシラに味噌を付けても美味しいですが、特製ニンニクダレが美味しくて付けなくても美味しいですね。まさにホッピーにぴったりのアテです。

テレビではこの日の夕方から雪になると。電車が止まったら大変ですね、何て話をしながらホッピーを呑み干してごちそうさま。45分ほどの滞在で、お会計は2人で3,000円でした。

念願の小田原の名店柳屋に来ることができて、満足満足。雨の降る中、お店をあとにしたのでした。
(つづく)