宇ち中

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仕事を終えて大甚口開け

2009/11/13
名古屋での仕事は伏見で終了し、時刻は15:45。ちょうど大甚の口開けにぴったりのタイミングでした。



10分弱時間調整してお店の前には口開け5分前。少しためらって、暖簾の出ていない入り口を入ると既に常連さんがいらっしゃいます。ボクも便乗して入れてもらっちゃいました。階段下のお気に入り席をゲットです。



灯りのついていない店内で、店員さん達が開店準備中。16時ちょうどになると、女将さんがお客さんが入ってきた順番に飲み物を聞いて回ります。まずはビール(大、580円)をもらうことにして、おかずのおいてあるガラスケースへ。枝豆を取って席へ戻ってくると、ビールとグラスが置いてあります。店内もお客さんで徐々に埋まってきました。



ゆるゆるとビールを呑みながら、枝豆をいただきます。この日は昼ご飯に、メガ級のカツカレーうどんを食べてしまったのでお腹がいっぱい。枝豆さえもあまり進まない状態だったのでした。30分ほどかかってようやくビールを呑み干し、お酒(大徳利、690円)をお願いして次の1品を選びに行きます。



2品目もお豆さん。賀茂鶴の樽酒が沁みますね。お豆をつまみながら、燗酒をちびちびとやります。お客さんも増えてきて、ボクの向かい側にもお客さんがいらっしゃいました。こちらに週1度はいらっしゃるという常連さんで、何となしに話をしていると、息子さんが板橋にいらっしゃるとのこと。2本目をおかわりします。



息子さんがなかなか名古屋に帰ってこないとおっしゃるお向かいのおとうさん。大甚で一緒にお酒を酌み交わしたいというお気持ちが伝わってきました。しみじみとお酒を呑みながらも、お店の中はお客さんで大にぎわいです。



賑やかな店内ですが、うるささを全く感じない、むしろしっとりとした時間が流れる大甚本店。そんな雰囲気に浸りながら2本目の燗酒も呑み干しごちそうさま。1時間とちょっとの滞在で、この日のお会計は2,420円でした。燗酒も効いてきて、ほろ酔い気分で広小路通りを歩いたのでした。
(つづく)