(続き)
伊野さんと四ツ木から京成電車に乗り込み、鷺ノ宮を目指します。東西線経由で高田馬場乗り換え、次に目指す満月への到着は21:22でした。いちど帰宅して、余力が残っていたら満月にも顔を出しますとおっしゃる伊野さんと別れ、満月にはひとりで入ります。

2つある入り口のうち右側から入ろうとすると、お客さんでいっぱい状態。改めて左側の入り口から入ると、カウンターには先客がおひとりのみ。右側のスペースのほうが、和気藹々感があって人気なんでしょうか。真っ直ぐ伸びる左側のカウンター入り口そばに腰掛け、ホッピーをいただきます。

外1中2でちょうど良い感じのホッピー。ゆるゆると呑みながら、アテは何にしようか壁に貼ってあるたくさんのメニューを眺めます。四ツ木から鷺ノ宮への移動で、少しお腹も空いてきました。カウンターの上にのっている大皿料理を見回し、ビッグサイズのハンバーグを発見。そういえば以前、大きさにビックリして写真を撮らせていただいたものの、いただかずにいたのでした。それではそれをいただくことにしましょう。

400円でこのボリュームというのは、凄いお得感のあるハンバーグ。ソースとマヨネーズのバランスもいいですねえ。箸で切りながら、ちまちまといただきます。カウンターでホッピーを呑んでいると、奥のほうで呑んでいるマスターが「お客さん、初めてですね」と声をかけてくれます。そこへ女将さんが「何いってんのよ、何回か来ていただいてるじゃない」と突っ込みを入れてくれます。凄い。約7ヶ月ぶり5回目の満月なのに、覚えていただいているのは嬉しいです。

ホッピーの中をおかわり。鷺ノ宮へ向かう途中、はまださんに連絡を入れたところ中央線沿線で呑み歩き中とのこと。もしかしたら最後に満月に寄るかもしれない、ということで気長に待つことにします。マスターはどちらかへふらりと外出。息子さんのアキラさんが到着すると、女将さんも奥に下がられ、アキラさんひとりでお店を切り盛りする時間帯に突入します。その間、向かい側のカウンター席で呑んでいらっしゃったみなさんも帰られ、他のお客さんたちがいらっしゃいました。2杯目のホッピーが空いて、コーヒー酎(300円)をいただくことにします。

コーヒー豆を焼酎に漬けて作るコーヒー酎。ちょっと若い感じの、うっすらコーヒー酎でした。これはこれでアリですね。テレビを見ながら、ブルーレイディスクの話題でアキラさんと盛り上がります。気が付いたら時刻は23時を回ってました。はまださんからそろそろ満月に向かいますとメールをいただき、コーヒー酎の次は「ハイ辛」(300円)をいただくことにしました。

これが結構辛くて美味しいです。辛い物好きのボクにはたまりません。呑み始めた頃にはまださんが到着。どうもどうもと乾杯します。ここからゆるゆると終電まで。

結局0時近くまでお邪魔しちゃいました。2時間半以上の長っ尻で、お会計は1,600円。安いです。ちなみに伊野さんはやっぱりお疲れだったようで、そのままぐっすりお休みになられたそうです。

お店を出て、0:05発の電車に乗るべく鷺ノ宮駅へ走ります。

2分ほど送れて電車が来ましたが、何とか高田馬場で乗り継いで終電には間に合いました。ちょっとドキドキしながらの帰り道、おかげで寝過ごさずに帰り着くことができました。
(おわり)