(続き)
四ッ谷駅でももたまなさんと落ち合い、なおとんさんと3人でタクシーに乗って向かったのは四谷荒木町。味わい深い路地を右も左も分からず、なおとんさんについていって辿り着いたのが「しほ瀬」というお店でした。

なおとんさんが学生の頃から通っているというお店。なんと料亭風な感じの、落ち着いた店構えです。高級なお店に通い詰めていたとは、どんな学生時代を送っていたんでしょうか。

まずはビールで乾杯し、突きだし3品をいただきます。お聞きするとなおとんさん、学生時代はこのお店で、もっぱら安いメニュー中心に呑んでいらっしゃったとのこと。いつかはここで河豚を食べられるように、と思って通っていらっしゃったそうです。お店の女将さんに慣れた感じで単品をいくつか、そして「にこごりコース」注文をされてます。

肝属のあわび、そしてあん肝。

そして新ジャガ。どれも上品なお味でございます。飲み物はいいちこのボトルをお湯割りでいただくことに。コースの河豚もやってきました。

てっさ。ぶ厚く切られてますね。そういえば河豚のフルコースをいただいたのは、過去に2度だけ。人生3度目の河豚コースです。

ももたまなさんはひれ酒にシフト。1くちいただくと、いい風味で美味しいです。にこごりもやってきました。寒天など使わず、時間が経つと溶けてしまうというにこごり。絶品です。

河豚の唐揚げ。揚げたてあつあつ。上品な若鶏のささみといった感じでしょうか。唐揚げをつついていると、いよいよ鍋の登場です。

河豚の切り身がたくさん。なおとんさんに鍋奉行までお願いしちゃいました。

煮えてきました。凄いボリュームですね。3人でいろんな話で盛り上がりながら、てっちり鍋をつつきます。なんと贅沢なひととき。

もちろん雑炊で締め。これがまた上品なお味でした。

最後にお茶とデザートのいちごまで。お座敷の卓は5つありますが、1つを残してわれわれ含め4組いらっしゃったお客さんも、デザートの頃にはみなさん切り上げてわれわれだけがお座敷に。

カウンターとテーブル席。そしてお座敷というこぢんまりとしたお店です。初めて知ったのですが、後日ネットで調べてみると、リーズナブルに美味しい河豚がいただけるということで有名のようですね。この日いただいたにこごりコースは5,090円だそうです。なんと、なおとんさんにごちそうになってしまいました。

2人でいいちこボトルを1本空けて、ほろ酔い気分で四谷荒木町の界隈を歩き四ッ谷三丁目の駅まで。荻窪まで帰るももたまなさんを新宿駅で見送り、河豚の余韻に浸りながら帰宅したのでした。なおとんさん、ごちそうさまでした。
(おわり)