年の瀬も迫る土曜日。年賀状を書かなければと思いながらも、全く手も付かずだらだらと時間が過ぎて正午過ぎ。まあ焦ることもないと思って家を出て、電車に乗って宇ち多゛に向かいます。お店の前へ到着したのが13:14。

お待ちの方は4人ほど。タイミングが良かったようで、少し落ち着いてますね。待っている間、弟さんの「タン終わり」の声が。続いてそうさんの「ナンコツ終わった」の声が。そろそろおかずもなくなっていく時間帯ですね。数分待って次はボクの番になり、入り口からお店を覗くと二の字にはいつものナルさん、ヤッさん、えいめんさんがいらっしゃいます。あんちゃんが「そこに入って」と二の字のどん尻を指さして、みなさんに詰めていただいて入れてもらいました。あんちゃんから梅割りをもらい、おかずは辛うじてカシラが残っているようで、塩で焼いてもらいます。

あまりに旨そうで、画像を撮る前にガブリといってしまいました。いやしかしホント美味しい。土曜の午後の幸せがここにあります、てな感じですね。あっという間にカシラを食べ終え、次はガツ素焼きお酢を注文します。ところがあんちゃんから「ごめん、塩で焼いちゃった。ちょっと酢をかけといたから」と渡されたのがこれ。

禁断のガツ塩お酢。えいめんさんが「意外といけるかもしれませんよ」と。ひとくちいただくと、確かにこれが意外に旨いです。これもアリだなあ、何て思いますが通常は塩焼きにお酢はかけてもらえません。ある意味嬉しいハプニングでした。みなさんとの話も楽しく、梅をおかわりです。

ヤッさんも同じタイミングでおかわりです。2番テーブルのどん尻を囲むように、スペースを分け合いながら梅を啜ります。ガツ塩お酢を食べ終える頃に3つ目の梅をいただき、シロみそよく焼きを注文します。

ホカホカ湯気が立っているシロみそよく焼き。寒いこの時期、ビジュアル的にもたまりませんねえ。あんちゃんにいじられながら、それをネタに話が盛り上がる二の字どん尻。楽しいひとときです。ナルさんがお会計、ボクらもそろそろと思っていると、ナルさんから「オレから半分プレゼント」とごちそうになってしまいました。

ナルさんからいただいた半分。ごちそうさまです。颯爽とお店を立ち去るナルさんを見送りつつ、ヤッさん、えいめんさんと梅を啜って10分ほどでごちそうさま。この日は梅3つ半で大満足。お店を出て、二の字で盛り上がっている時に話題になった新規開店のお蕎麦屋さんの佇まいを見に仲見世商店街をぶらり。えいめんさんとはお蕎麦屋さんの前で別れて、ヤッさんと駅のほうへ戻ります。仲見世商店街の入り口にあるお総菜屋さんでヤッさんが煮こごりをお買いあげ。

「これが結構美味しいんですよ」とヤッさん。それではとボクも1つもらい、帰宅後の自宅呑みのアテにすることにします。そしてヤッさんとは総菜屋さんの前で別れ、次のお店へ向かいました。
(つづく)