(続き)
なおとんさんと2人で大はしを出て、北千住の駅に戻って歩く酒場データベースKさんと合流します。この日お仕事の都合で遅くなってしまったKさん、プロジェクトCには参加出来ず次のお店から行きましょうと連絡を取り合っていたのでした。さてどちらに行きましょうか、ということで向かったのが藤やです。

串の煮込みで有名なこのお店。ずいぶん前にはまださんや酔わせて下町の藤原さんたちと呑み歩いた時に、ボクだけこのお店をパスして大はしに行ってしまって以来、こちらに来るチャンスはなくこの日が初訪でした。お店には小上がりに団体さん、そしてカウンターにおひとり。3人でカウンターに腰掛け、キンミヤボトルをもらって店主お手製の玄米茶で割ります。

お通しはマカロニサラダ。そして串煮込みを適当に3本取ってもらいました。

ハチノス、フワ、そして白いのはミノだったかな。醤油ベースですっきりした感じの串煮込み。美味しいですね。門仲の大坂屋とも町屋の小林とも違う、このお店独特の味です。

愛想がいいのですが出過ぎない感じの、絶妙な接客の店主。素敵です。自家製の玄米茶は、だるまにおいてあるエキスのボトルが再利用されてました。

左隣にいらっしゃった、先客の常連さん。こちらも町屋の小林と同じように、お客さんが勝手に串をすくって言いようです。いろんな話で盛り上がっていると、なおとんさんとご学友ということが分かりました。

思っていたよりこぢんまりとした、アットホームな感じのお店でした。しかしこの時点で結構酔いが回ってきて、すっかりへべれけ状態に。そろそろ帰らねばという意識のもと、お店を出たのでした。
(つづく)