福岡の仕事を終えたのが17時頃。宿に戻り、博多駅から天神まで歩くことにします。柳橋を渡ったところにある市場を通り過ぎたのが17:23。

寄っていきたい雰囲気まんまんなのですが、目指す「まこと家」の口開けは17:30。時間がないので先を急ぎます。渡辺通りを急ぎ足で歩き、思ったより時間がかかって天神を通過。以前来たときより大きくなっていた岩田屋の横を抜け、大名小学校の前を通って舞鶴2丁目の信号を渡って、お店に着いたのが17:47。結構時間がかかってしまいました。

ガラガラと引き戸を開けると、「いらっしゃいませ!」と可愛らしい女性店員さんが迎えてくれました。靴を脱いで、促されるまま入り口そばのカウンター席に着席します。何でも、ボクの座ったカウンター席の2席分を除いて、カウンターもテーブル席も予約で一杯だったそうです。ラッキーでした。瓶ビールをお願いすると、カウンターの中にいらっしゃる店員さんから「うちは生ビールが旨いですよ」と。素直に従います。初めてのこのお店、高級そうな雰囲気でちょっと緊張です。

生ビール、確かに旨いです。お通しはあん肝など、紅葉おろしとぽん酢の味付けですね。こちらは藤崎にある名店「磯貝」の系列のお店。磯貝には2002年に1度だけ行ったことがあり、地魚のお刺身に感動したのでした。お刺身は何をいただこうか迷っていると、「盛り合わせがオススメですよ」と先程の店員さん。好物の鯵と鯖を入れてもらうようにお願いします。5分ほどして出てきたのがこちら。

横長のお皿に、左から〆さば、やりいか、まぐろ中とろあぶり、地あじ、くじらのうね。2きれずつ5品が綺麗に盛りつけられてます。どれも絶品。鯖は浅締めでイイ感じ。中とろのあぶりは大とろと言っていいくらいとろっとろです。1人前1,575円ですが、このクオリティでこのお値段なら納得でしょう。生ビールも呑み干し、お次は焼酎をいただきます。

黒白波のロック、420円です。なみなみと入ってこのお値段。博多ではこれが当たり前なんですよ、と先程の女性店員さんが話しかけてくれます。とってもフレンドリーな接客で、ひとり呑みのボクにいろいろと気遣ってくれます。黒霧島は東京でもコンビニで買えますが、黒白波は見たこと無いですねえ、なんて話で盛り上がります。酒の肴を追加、「たらのチャンジャ」(450円)をいただきます。

キュウリをお皿のように細工してあります。「その中にチャンジャを入れて、お召し上がり下さい」とカウンターの店員さん。いい仕事してますね。これまた焼酎が進みます。女性店員さんに「芋っぽいものがいいですねえ」とオススメしていただいたのが「黒若潮」(420円)でした。

なるほど、芋っぽくて美味しいです。気づくと店内は満席状態。予約の団体さんもいらっしゃって、お店も賑やかになってきました。酔いも回ってきたし、女性店員さんやカウンターの店員さんの温かい接客で緊張もすっかりほぐれ居心地がよくなってきました。1時間10分の滞在でごちそうさま、お会計は3,500円ほどでした。

女性店員さんから名刺をいただき、「また是非いらしてくださいね」とにこやかに送り出していただいてお店を出ます。ちょっとボクには高級なお店ですが、たまにはこんな贅沢もいいでしょう。とっても温かい気持ちになって、次のお店に移動したのでした。
(つづく)