金曜日。都内で仕事を終えたはまださんから17:40頃にメールをいただき、新橋の大露路でひとり呑んでいるとのこと。それではと、この日たまたま新橋の文教堂書店で、「古典酒場〈銀座昭和浪漫編〉」の書店販売イベントがあるということで、そこで待ち合わせましょうということになり、18:00に会社を出て本屋さんに向かいます。18:15頃にはまださんと落ち合い、しばらくイベントの様子を眺めたあと、さあどちらに呑みに行きますか、ということでいろいろ考えますがなかなかいいアイディアが浮かびません。するとはまださんから、いっそのこと立石へ行っちゃいましょうか、ということになって都営浅草線の新橋駅まで向かいます。既にいつもの立石号は行ってしまった時間で、立石への到着は19時過ぎ。宇ち多゛の前には行列が出来ています。

列びながら、おかずの残りが気になります。10分ほど待って、そうさん管轄の奥の席が1つ空いてボクがまず入ります。

体を潜り込ませながらそうさんから「コブクロあるよ」と。梅割りを注いでもらいつつ、「硬いのもありますか」と聞くとあると。何と、19時過ぎにコブクロがあるとは。まずはキープしておきます。程なく二の字席が空き、はまださんの入店とともにボクも移動。どん尻にはえいめんさんもいらっしゃって、はまださんとえいめんさんは初めましてのご挨拶。ハツ生お酢をもらいます。

ぴっかぴかのハツ生。絶品です。大根お酢ももらって、レバアブラ1本ずつお酢もいただきましょう。

レバもぴかぴか新鮮。なぎら健壱さんの名著「東京酒場漂流記」で象徴的に描かれているアブラ生、この日も変わらず美味しいです。梅もおかわり。

2つ目です。それにしても、平日の夜にはまださんと宇ち入り、というのは初めての嬉しい出来事。宇ち多゛の話や、立石のいろんな酒場の話で盛り上がります。シロたれよく焼きも焼けてきました。

イイ感じでよく焼けてます。香ばしいかおりがたまりません。そして19:45頃に焼くものも終了。半分だけいただきます。

グラスすり切りからマイナス5mmといったところでしょうか。標準的な半分ですね。徐々にお客さんもお会計をしていきます。

最後から2番目のお客さんとなって、20時ちょうどにお会計をします。この日は梅2つ半で大満足。遅い時間に行っても十分に堪能出来た、はまださんとの突発宇ち入りだったのでした。
(つづく)