(続き)
念願の明治屋を満喫したあと、天王寺から再び環状線に乗り込んで次に向かったのは桜ノ宮。ここから地図を頼りにてくてくと北東方向へ歩いて、目指すお店「酒の大丸」への到着は15:38でした。

こちらは今回の大阪呑み歩きの参考にした「大阪下町酒場列伝」の表紙の写真となっているお店。とってもいい表情でジョッキを掲げるおとうさんの写真が印象的で、是非来たかったのでした。駅から離れた住宅街に忽然と現れる商店街で、並んだ提灯と横長の紫暖簾が目立ってますね。お店に入ると、お客さんはおひとりのみ。写真のおとうさんが座っていたと思われる位置に腰掛けます。

ビールの大瓶は480円。天満ほどではありませんが、十分お安いですね。そしてアテにいただいたのは「奴」(320円)。冷や奴には辛子が添えられていて、スプーンがついてきました。珍しいなあ、と思いつつちびちびといただきます。お店はコの字型カウンターのテーブルに、お寿司屋さんのような冷蔵ケースがあります。

おかずは300円の「もろきゅう」や「えいひれ」、350円の「ホルモン焼き」や「ばい貝酢みそ」、「かつをたたき」(450円)や「さんま刺身」(350円)などお魚メニューも充実そんななか、2個で350円の「サザエつぼ焼」をいただくことにします。

ちょこっと小ぶりですが、350円というのはお安いですね。ビール1本でゆるゆると40分ほど。結局ボクの他には先客のおひとり以外、どなたもいらっしゃいませんでした。

「大阪下町酒場列伝」では写真でも文章でも、午後の日の高いうちからおじさんばかりで賑わっている、という印象だったのですが、予想とは全く逆の静かな午後呑みでした。ちょっと複雑な思いで桜ノ宮駅にもどったのでした。
このあと、夜の部で予定している大正の「クラスノ」や西九条の「白雪温酒場」、難波の「カナマターク」などに突入する前に、一度ホテルにチェックインして一風呂浴びてから、と部屋に入ってベッドに腰掛けた瞬間に撃沈。気づいたら21:00過ぎでした。それから再び外に出ることが出来ず、結局予定の半分ほどの消化で大阪呑み歩きは終わってしまったのでした。
(おわり)