(続き)
蘭州のオヤジさんの元気そうな姿を見て、そしてアツアツ紹興酒ですっかり体も温まって、なんだかもう一軒寄っていきたい気分が盛り上がっちゃいました。二毛作も蘭州もさっくり一杯ずつ。一軒ずつをあっさりと引き揚げたりすると、ハシゴにも勢いが着くというものです。すっかり次へ行くつもりになって、てくてくと四ツ木駅方面へ。10分ほど歩いて辿り着いたのはボクの大好きなお店「ゑびす」です。

21:20頃の店内、長い暖簾の左側を入ると、いつも比較的空いている四ツ木駅寄りのカウンターは満席。逆に立石駅側のほうが空いています。一度出て、右側の暖簾をくぐり直し着席します。四つ木の太田裕美、おかみさんの笑顔は今日も健在、ボールをお願いします。

オーソドックスな下町ハイボールをすすりつつ、たくさんのメニューのなかからおかずをどうしようか考えます。あまりにもたくさんあるのでかなり迷うのですが、そんな時間もこのお店のお楽しみの一つ。そして選んだのはホタルいか(270円)です。

この時期、あるとやっぱり頼んでしまうホタルいか。ここ、ゑびすのホタルいかもいい感じでぴかぴかしていて美味しそう。そしてやっぱり美味しい。軽くボイルされてますが、鮮度が良いのが分かります。

まわりの常連さん達の会話をBGMに、そして短冊メニューをぼんやりと眺めつつボールをいただきます。おかわりのボールもいただき、まったりと時間が流れていき、そしてふと気づくと思ったより時間が経っていることにビックリしちゃったりします。二つ目のボールをやっつけて、ごちそうさまをしたのは22時ちょうどでした。

40分ほどのまったりボールタイムを満喫してお店を出ます。

それにしてもこの長い暖簾。どっしりとしていて、安定感がありますね。まさにこの通りに根付いているといった感じでした。その後真っ暗な四つ木公園に寄り道。ひとり滑り台の上などに昇ったりして油を売ります。

四ツ木駅から電車に乗ったのは22:20頃でした。木曜の夜、翌日会社だというのに何だか一人盛り上がって4軒のはしご。思いがけず充実した呑み歩きになっちゃったのでした。
(おわり)