宇ち中

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桜えび祭のはずが清水すし横丁

2007/05/03
ゴールデンウィーク後半の5/3~6は実家へ帰省しました。初日のこの日は由比漁港の桜えび祭に行ってみることにしたのですが、車で向かったのが大失敗。当然のように港の駐車場は満車で、係員の「その先でUターンして、臨時駐車場に止めてください」の指示通りに進んだら、Uターン出来るポイントは興津川を越えた国道52号が始まるあたり。もうここまで来ちゃったら戻るのもバカバカしくなり、目的地を変えてエスパルスドリームプラザに行くことにしました。



車もすんなり駐車場にとめることが出来て、目の前に広がる清水港。もともと人混みが苦手なボクにとっては、こちらのほうが結果的に正解でしたね。とても気持ちのいい空が広がってます。



広場ではフリーマーケットがひらかれていたり、人工の砂浜では潮干狩りをしていたりと、人出は多いものののんびりムード。太鼓の演奏をしばし遠巻きに眺めたあと、向かったのはエスパルスドリームプラザ内にある清水すし横丁です。



さすがに連休だけあって、正午前なのに結構混んでますね。11:40のこの時点で一番人気の魚がし寿司には既に長い行列が出来ています。東京にも進出済みの魚がし寿司。わざわざここに並ぶのもなんなので、選んだお店は以前一度静岡に住む先輩のHさんに連れてきていただいた「勇喜寿司」です。



Hさんが「まぐろが美味しい」ということでお連れいただいて、すっかりHさんにごちそうになってしまったこのお店。すんなり座敷席に座ることが出来ました。このあとの運転は家人に任せてまずはビールとお通しのつぶ貝です。



立派なつぶ貝でした。お食事モードの家族そっちのけで、ボクはつまみにお刺身をいくつか。生の桜えびは残念ながら入っていないとのこと。であれば他の地物で攻めようということで、まずは活あじです。



焼津で捕れたあじ。生きのいい新鮮なアジでした。そしてお次も焼津であがった金目鯛。金目鯛は大好物です。



岩塩を振っていただきます。とてもプリプリとした食感で絶品。大ヒットでした。そして次は〆さば



地物とのことで、珍しいと思って注文したこの一品。まあまあ、といったところでした。とは言っても、金目鯛の感動が大きすぎて、〆さばが普通に思えてしまったのかもしれません。



五つある座敷席も我々のあとに一組入って満席。正午前の入店は、タイミング的にはバッチリだったようです。そして握りもやって来ました。



おすすめにぎり。ぼたん海老(北海道)、ずわいがに(北海道)、白海老(富山)以外は全て駿河湾産とのこと。このお店、なかなかネタにはこだわりがあるようです。そういえば初がつおの季節ですね。かつお御前崎であがったようです。



ごはんものにつくおみそ汁には、エビの頭やカニが入っていました。結局ビールは一人で二本、絶品お刺身を堪能いたしました。50分ほどの大満足タイムでした。



店内は既に満席でお待ちのお客さんもちらほら。カウンターの中ではたくさんの板前さんが元気にお寿司を握ってました。



お店を出ると、さらにたくさんの人で賑わってます。さっきより倍に延びている魚がし寿司の行列を横目に見つつ、清水すし横丁をあとにしたのでした。
(つづく)