Kさんと二人、宇ち入り後に立石をあとにして向かったのは八広駅。なおとんさん達と合流すべく、少し遅れ気味な時間を取り返すように駅を出て早足で向かったのは丸好酒場。暖簾を上げてお店の中を覗くと、いますいます。奥の方へ。

楽しそうに呑んでますね~。奥の方は一杯で、ちょうど手前の鍋前席に二席空きがあったので、そちらにお邪魔します。

うーん、何とも魅力的な大鍋。とろんとろんの煮込みの味が口の中に広がってくるような、ビジュアルだけで逝ってしまいそうな鍋です。ボールをお願いしたあとKさんと二人、これはもう煮込みは外せないでしょうということで、煮込みを注文します。

やはりとろんとろんの絶品煮込み。カウンター向こう側のなおとんさん達に、旨いですねーと目で会話を交わしつつ、お隣の二人連れのおきゃくさんが注文されたタケノコに気がむきます。何とも美味しそうなタケノコ。Kさんと、いただいちゃいましょうか、ということで「こちらにもお願いします」とご主人にお願いします。

そしてやって来たタケノコ。シャキシャキであっさりした味付け。春の味ですね。ボールもすすみます。ボールをおかわりしつつ、向かい側のなおとんさん達とも目で会話しつつ、丸好の雰囲気を堪能します。そしてKさん、センマイ刺しもいっちゃいましょうということでお願いしたセンマイ刺し。

これがまたボリュームたっぷりのぷるんぷるんなセンマイ刺し。酢みそも美味しくて、ボールもぐいぐい。そしてボール三つ目も半分ほど終わる頃、すぐそこにいらっしゃるなおとんさんとメールでやりとり。次のお店の相談です。ここは一つ、歩く酒場データベースのKさんにセレクションをお願いしましょうということで合意に達します。

1時間ほどの滞在でごちそうさまをしたのは21:20頃。お店を出て改めてどうもどうもとなおとんさん達とご挨拶。それじゃまいりますか、ということで酎ハイ街道を歩き出したのでした。
(つづく)