この日の二日前、月曜の朝にボクのお気に入りブログの一つ、tamさんの「濱の戯言.tam」を見たところ、久しぶりに魚三酒場へ行ってきたという記事が。暖簾の写真で始まり、ふむふむと下へスクロールしていくと、ものすごい悩殺画像が目に飛び込んできました。鮪のブツがめちゃくちゃ旨そうなのです。しばらくその画像から目が離せなくなってしまい、それから頭の中はずっと「いつ魚三へ行こうか」ということばかり。そして何とか休めそうな水曜の午後に、所用のためというよく分からない理由でお休みをいただいちゃいました。14時に会社を出て魚三の口開けは16時。銀座の街を抜けて歩いて門前仲町までやって来ました。
しばらく門前仲町を徘徊し、お店の前には開店10分前に到着。前には5人ほど先客でしたが、その後お客さんがわんさか集まってきて、開店の時には20人以上の大行列になっていました。いよいよ16時、大きな暖簾が掛けられて開店です。

元気のいいおかあさんが、3人以上のお客さんは2階へ上がるように促してます。初めての魚三にやや緊張気味なものの、右側のコの字カウンターの右奥に着席しました。まずはビール、そして二日前に完全にやられてしまった鮪ブツ(230円)をいただきます。

おお、期待通りの鮮度チリバツな鮪ブツ。これが230円なんて超驚きです。思わずにんまりしながらしばらく見とれてしまいます。

お約束のアップ画像。ほんと、tamさんの記事へのコメントにもあって納得してしまったのですが、アップの刺身の画像ってなんだかエッチですね。しかしこの鮪、量もそこそこあって、ますます230円という値段設定に感心してしまいます。ちょっとした高級スーパーで1,000円で売っていてもおかしくないくらい、なんて思ってしまいます。他にもいろいろ注文します。

鰺たたき(250円)。普通の鰺のたたきより大ぶりに切られているので、食べ応えがあります。口の中一杯で鰺のたたきを堪能できるといった感じ。いくらおろし(280円)もいただきます。

ぷりっぷりのいくら。甘い大根おろしの上にたっぷり乗ってます。これで280円というのも凄い。さらに揚げ物も注文します。

鮭フライ(400円)です。これも大ぶりの鮭が、揚げたてさっくさく。たまりません。ビールも追加です。しかし、店内は開店と同時にすべての席が埋まってしまいました。

ちなみに日本酒は一杯180円。まさにせんべろ可能な値段設定で、隣のお父さんは週に3日は来ているとのこと。そりゃ来たくなりますね。
最後に注文したのは、鰺酢(確か250円)。

しっかりと酢で締められた鰺。肉厚で食べ応え十分で、鰺好きにはたまらない逸品です。
いやしかしホント凄いお店です。1時間ちょっとの衝撃体験。結局ビールを3本いただいて、お会計は二人で計2,800円ほど。安さと旨さ、そしてお店の活気ですっかり撃沈してしまいました。
(つづく)